SUN CIRCLE
FEATURE 015

2004年にAnimal Collectiveと初来日し、2009年に5年振りに再来日かつ新潟にも足を運び、従来のフォークトロニカから荘厳な仏教ドローンへと変貌を遂げて魅せてくれたGreg Davis。2010年の今年は何と!自作のグラス・アルモニカを用いたソロ作品も素晴らしかったZach Wallaceとの噂のドローン・デュオ、Sun Circle(サン・サークル)としてやって来ちゃいます!これがもう正にふたりのソロ・ワーク振りが見事にガチンコ昇華されたサウンドで、荘厳なアンビエント・ノイズと様々のオーガニックな打楽器を用いたトランシーなリズムによる超絶ドローン・ミュージックを大展開!ライヴではその生音を全身で要体感です!




HOMETOWN
Vermontana, US

MEMBER
Greg Davis
Zach Wallace (MEMORIZE THE SKY)

LABEL
LICHEN (US)
AUTUMN (US)
ARBOR (US)
MUSIC FELLOWSHIP (US)
IMPORTANT (US)
NNA TAPES (US)

WEB
SUN CIRCLE myspace

VIDEO

Live at Tranzac


Live at Tranzac


GROUPER / SUN CIRCLE / BEN VIDA
Japan & South Korea Tour 2010

10 15 - Nara - Sample White Room *
10 16 - Hamamatsu - Fukugonji Festival
10 17 - Kyoto - Eiunin
10 18 - Tokushima - Funzone
10 19 - Osaka - Nu-things
10 20 - Nagoya - K.D. Japon
10 21 - Tokyo - Ringoya
10 22 - Matsumoto - Gunjo
10 23 - Machida - Ryoudenji
10 24 - Niigata - Shofukuji
10 25 - Kanazawa - Kapo
10 26 - Osaka - Float #

10 29 - Seoul - 500
10 30 - Seoul - Ssam
10 31 - Seoul - Moonji

* Ben Vida & Sun Circle only
# Grouper only


NIIGATA SHOW

2010 10 24 SUNDAY
正福寺 Shofukuji
Open/Start 16:30
Ticket 一般2500円 / 学生1500円

with:
Minoru Sato + Asuna
Shibanko! (Shibata + Oninko!)
Diesel Guitar
Satoshi Fukushima

more info: ANTI MUSIC
まずメンバーの紹介をお願いします。

グレッグ・デイヴィス(以下G):サン・サークルのメンバーはグレッグ・デイヴィスとザック・ウォレスだよ。

バンドを結成した時にコンセプトはありましたか?

G:サン・サークルを結成したのは2006年。ザックと僕は11年来の親友なんだ。

バンド名を決めたいきさつを教えて頂けますか?

G:このバンド名は僕らの作っているような音楽に合っている気がしたんだ。太陽を見つめると残像が見えるような感じ。

どのようにして音楽は制作されているのでしょうか?

G:大体は、アコースティック楽器を使って直接コンピュータに録音するんだ。いろいろなパートをオーバーダビングしたりマルチトラッキングしたりすることもある。僕らはカセットテープやペダルやオルガン、そういった物も使うんだ。いろんな音にオープンではいるけど、たいていはアコースティックなサウンドに絞り込んで、エレクトロニックな音はそんなにたくさん使わない。

どのような音楽に影響を受けてきたと思いますか?

G:いろいろなところから影響を受け、インスピレーションをもらっている。インドの古典音楽やワールド・ミュージックは僕らにとってすごく大事なんだけど、それだけじゃなく現代作曲家も重要だ。テリー・ライリーやトニー・コンラッド、ラ・モンテ・ヤング、エレン・フルマン、エリアン・ラディグ、ヨシ・ワダ、タージ・マハル・トラベラーズ、シャルルマーニュ・パレスティン、フィル・ニブロック、その他にもたくさんいるね・・・。

2009年のグレッグのジャパン・ツアーはいかがでしたか?

G:ソロでの2009年ジャパン・ツアーは、これまでで一番好きなツアーのうちのひとつだね!すごく楽しかったし、公演は全て最高だった。素敵な人にもたくさん会えたし、少し時間も取れたから、行ったことのない街を見ることもできてよかった。10月の僕らのツアーは去年よりさらに良くなるといいなと思ってるよ!

新潟でのショウは凄く素晴らしかったです!ご自身はいかがでしたか?

G:新潟のライヴは良かった。あのツアーの中でもいいライヴだったね。僕にとって、お寺での演奏というのはすごく特別なことだったよ。あれは本当に、僕の音楽をやるのに完璧なロケーション、完璧な環境だった。あそこでまたライヴができるからすごく楽しみだ。今度はサン・サークルや他の友人と一緒にね!

好きな日本のアーティストはいますか?

G:もちろん、日本人の友達はみんな大好きなアーティストだよ!Asuna、杉本桂一(FourColor)、安永哲郎(Hell)、Minamo、Moskitoo、Sawako、Lullatone、竹村延和、佐藤実、畠山地平、恩田晃、その他にも大勢いる・・・。

今後の予定を教えて頂けますか?

G:今年は僕にとっては大事な年なんだ。10月のジャパンツアーの後、僕はアメリカに戻るんだけど、12月に娘が生まれるんだ!家で過ごすことと父親になること、そしてたくさんの音楽プロジェクトに関わることを本当に楽しみにしてる。

日本のファンにメッセージをお願いします!

G:ハロー!みんな大好きだ、10月のショウで会えるのを楽しみにしてるよ!



INTERVIEW in August 2010
TRANSLATED by Naoko Yamada
TEXT by Masato Hoshino