GROUPER
FEATURE 018

ポートランド発。暗闇に浮かびたゆたう灯のような、何とも美しいアンビエント・ドローン・フォークを奏でる女性ソロ・ユニット、Grouper(グルーパー)。多くの欧米メディアから大絶賛を受けた4thアルバム『Dragging A Dead Deer Up A Hill』とAnimal CollectiveとのUSツアーで人気、知名度ともに急上昇!また様々なレーベルから数多いリリースの中では、Xiu XiuやInca Oreとのスプリット盤もリリースしていたりと、もうとにかく目が離せない存在なんです。物憂げで切なくも可憐で美しい、あの歌声とあのギターの音色。今回の初来日ツアーで、ようやく目の当たりに出来ます!




HOMETOWN
Portland, US

MEMBER
Liz Harris (BADGERLORE)

LABEL
TYPE (UK)
ROOT STRATA (US)
FREE PORCUPINE SOCIETY (US)
WEIRD FOREST (US)

WEB
GROUPER
GROUPER myspace

VIDEO

Hold The Way


Heavy Water / I'd Rather Be Sleeping


GROUPER / SUN CIRCLE / BEN VIDA
Japan & South Korea Tour 2010

10 15 - Nara - Sample White Room *
10 16 - Hamamatsu - Fukugonji Festival
10 17 - Kyoto - Eiunin
10 18 - Tokushima - Funzone
10 19 - Osaka - Nu-things
10 20 - Nagoya - K.D. Japon
10 21 - Tokyo - Ringoya
10 22 - Matsumoto - Gunjo
10 23 - Machida - Ryoudenji
10 24 - Niigata - Shofukuji
10 25 - Kanazawa - Kapo
10 26 - Osaka - Float #

10 29 - Seoul - 500
10 30 - Seoul - Ssam
10 31 - Seoul - Moonji

* Ben Vida & Sun Circle only
# Grouper only


NIIGATA SHOW

2010 10 24 SUNDAY
正福寺 Shofukuji
Open/Start 16:30
Ticket 一般2500円 / 学生1500円

with:
Minoru Sato + Asuna
Shibanko!(Shibata + Oninko!)
Diesel Guitar
Satoshi Fukushima

more info: ANTI MUSIC
まず自己紹介をお願いします。

リズ・ハリス(以下L):リズ・ハリスよ、出身はオレゴン州ポートランド。Grouper名義でのレコーディングは2005年からやってるわ。

ソロとして音楽を始めた時のコンセプトはいかがでしたか?

L:その頃、1人で音楽を作るのは当たり前のことだった。曲はとてもプライベートなものに感じてたの。

グルーパーの音楽は本当に美しいです!どのようにして音楽は制作されているのでしょうか?

L:プロセスド・ギターとキーボード、ヴォーカルに、フィールド・レコーディングやテープ・ノイズを組み合わせるの。

「Grouper」と自身のソロ名義に名付けたのはなぜでしょうか?

L:私の育った場所に関係してるの。あとは、こういうタイプの音楽においては、パフォーマーはあまり意味を持たないっていうことの象徴ね。私自身のイメージをサウンドに関連付けたり欲しくないのよ。Grouperって名前はそのためにあって…、私はただ全てをひとつにまとめるだけの人間なの。誰でもない感じで傍らにいて、ある種の音楽がひとりでに生まれて、ひとりでに動いていくのを見たいのよ。

どのような音楽に影響を受けてきたと思いますか?

L:古楽が好きなの。子供の頃、毎日父が弾くピアノを聞いて目を覚ましてた。それで音楽性が形成されたと思うわ。

あなたはBadgerloreでもプレイされていますが、バンドはいかがですか?

L:Badgerloreのロブとはよく話すけど、そのプロジェクトのことについてじゃないわね。あれは彼の子供みたいなものなの。みんな別々の場所に住んでるし。トムはニュー・ヨーク、ベンはたしかシアトル、ロブはサン・フランシスコって具合。

もう間もなく日本に来ますね!日本についてはいかがですか?

L:今回のツアーはものすごく楽しみよ。

好きな日本のアーティストはいますか?

L:灰野敬二、山川冬樹、伊東篤宏。

今後の予定を教えてください。

L:何本かレコーディングの仕上げをして、Decibel Festivalとオーストラリア・ツアーに出る準備をするわ。

それでは日本でお待ちかねのファンにメッセージをお願いします!

L:私を呼んでくれてありがとう!



INTERVIEW in September 2010
TRANSLATED by Naoko Yamada
TEXT by Masato Hoshino