MIYAUCHI YURI
FEATURE 024
陽だまりの様に温かなアコースティックの音色と心地良くも心躍らせる巧みな電子音が連なりながら奏でられる至極のメロディと高純度のポップネス。国内外の豪華ゲスト陣ともコラボレーションした宮内優里の新作『ワーキングホリデー』は、エレクトロニカ/フォークトロニカの域を飛び越えてポップ・ミュージック界における正に最高傑作と言う他ありません!そんな新作でコラボレーションしたドイツ出身のMorr看板ユニット、It's A Musicalを引き連れて、3度目の新潟にやって来ます!たった1人で様々な楽器を駆使して実演するライヴ・パフォーマンスは、驚きと感動の連続です。4月2日からのジャパン・ツアーの直前に、緊急インタビューをさせて頂きました!
HOMETOWN
Tokyo, JP
MEMBER
Miyauchi Yuri (TYTYT)
LABEL
RALLYE LABEL (JP)
WEB
MIYAUCHI YURI
VIDEO
読書 (feat. 星野源)
To Be In On This (feat. Julia Guther)
IT'S A MUSICAL + 宮内優里
Japan Tour 2012
04 02 - Nagoya - K.D Japon
04 03 - Kyoto - Urbanguild
04 04 - Kanazawa - Art Gummi
04 06 - Niigata - Life
04 07 - Tokyo - O-Nest
04 08 - Tokyo - O-Nest
Japan Tour total info: Rallye Label
Niigata Show
2012 04 06 FRIDAY
LIFE
Open 19:00 / Start 20:00
Adv 3500JPY / Door 4000JPY
新作『ワーキングホリデー』、改めて完成おめでとうございます。去年の夏のリリースになりますが、聴く度に新鮮なキラメキを放つ本当に素晴らしい作品ですね!今振り返ってみて今作についてはいかがですか?
宮内優里(以下M):ありがとうございます!今回はとても豪華な作品です。音楽やっててよかったー!と心から思える素敵な方々とコラボレーションさせて頂きました。今までやってきた色々なことをたくさん詰め込んだつもりです。
今作はアートワークにあるピクニックのようなワクワク感がたまらない、豊潤なメロディに溢れた楽曲が満載です。どのようにして楽曲は制作されているのでしょうか?
M:楽曲はほとんど自宅で制作しています。ほとんどの曲はギターのワン・フレーズから始まって、そこから肉付けするように作ります。今回はコラボレーションが多かったので、作り方は様々です。弾き語りをしながら作ったり、先にアレンジ部分を作ってヴォーカルの方にメロディをお願いしたり、スタジオに入ってセッションのように作ったり、どれも楽しく、新たな発見もたくさんありました。
高橋幸宏、原田知世、It' A Musicalなど、今作でも多才なる豪華ゲストが参加されていますが、他のアーティストとのコラボレーションについてはいかがですか?
M:一人で作り上げる達成感というのもあるのですが、コラボレーションでは自分には無いものを音楽に取り入れられるので、また違ったわくわくがあります。大好きな方々とのコラボレーションはほんとに凄いわくわくです。自分のへなちょこな仮歌が素晴らしい歌になったり、自分にはなかったメロディ(もちろん素晴らしい)が乗って返ってきたり、制作が進む度にわくわくしました。
今作を製作する上で何かエピソードがありましたら教えて下さい。
M:星野さんのレコーディングを都内のスタジオで録ったのですが、レコーディング終了後の星野さんが帰られた後に、こっそり自分で歌ってみるバージョンを録ってみました。
もうヒド過ぎて誰にも聴かせたくないし、自分でも聴きたくありません(笑)。
デビュー作からずっとRallye Labelからのリリースですが、レーベルについてはいかがですか?
M:うち(特に日本人チーム)はスポーツのような雰囲気があります。監督(レーベル・オーナー)と選手(アーティスト)のような。一見自由でないのですが、レーベルが矢面に立ってどんどん可能性を広げていってくれます。いつも一つ二つ上の段階の要求が来るのですが、「無理です」とはみんな言わない。それはいつも嬉しい「チャンス」で、苦しみながらもその壁を越えるとその都度自分が何倍も成長していけるので。とても音楽に対してピュアで器の大きいオーナーにみんな引っ張ってもらってます。
Rallye Labelには宮内さんをはじめてとして多才なるアーティストが勢揃いしていると思うのですが、今特にオススメしたいアーティストと言えばどなたですか?
M:本当にたくさんいるのですが、日本人から2組ご紹介。まず4月に新作をリリースするnumber0、彼らは日本人チームの中でも僕と同期なんですが、今作は本当にいい仕上がりみたいですよ。先行発売の限定EPは売り切れ間近とのことです。それから原田知世さんのサポートなどでも活躍されてる梅林太郎くんのmilk。数曲聴かせてもらいましたが、素晴らしかったです。超名盤というような作品になりそう。どちらも期待大です!
4月6日にIt's A Musicalと新潟でのライヴが決定していますね!3度目の新潟になるかと思いますが、新潟の印象についてはいかがですか?
M:まさかわずか一年で三度も行けるとは!いつも呼んでくれる中嶋さんには本当に感謝です。
空が広いイメージです。僕、田園風景ってすごく好きなんです。一番好きな風景かも。山よりも海よりも好きですね。なんだか気持ちが晴れ晴れします。
余談ですが僕、実は新潟で運転免許取りました。合宿免許です。白根というところでした。とてものどかな地域でしたね。懐かしい。
今後の活動予定について教えて下さい。
M:ツアー中ながら、新作を作っていまして、もう少しで完成です。近々お知らせ出来ると思います!
リリース後にはまたぜひ新潟でライブしたいですね!
それでは最後に新潟で待っているファンの皆さんにメッセージをお願いします!
M:何度もおじゃましております!宮内優里です!
今回は僕の新作『ワーキングホリデー』にも参加してくれたドイツの素敵なグループ、It's A Musicalと共に伺います!
コラボレーションもやりますよ!
ぜひぜひご来場お待ちしてます。楽しい夜になりますように!
INTERVIEW in March 2012
TEXT by Masato Hoshino