OORUTAICHI
FEATURE 042
自身のソロでの活動の他、ウリチパン郡、おばけじゃー、ベレー帽でのバンド/ユニットでの活動やウタモとのコラボレーション、そして国内外アーティストの楽曲のリミックス・ワークなど、どの制作や活動においても常に私たちの度肝を抜き続ける真の鬼才音楽家、オオルタイチ。ポップとアヴァンの垣根を自由自在に往来するそのズバ抜けた特異なセンスと独創性極まる彼の音楽性に、先日来日したクリストフ・ヒーマンも彼をフェイバリットに挙げていたように、国内はもとより海外での評価もすこぶる高い。そんな彼の盟友にして、最新作『僕の楽しい仕事』でもリミックスされているカナダのアイ・アム・ロボット・アンド・プラウドと共に、遂に今回、新潟に初登場しますよ!
HOMETOWN
Osaka, JP
MEMBER
Oorutaichi (ウリチパン郡, おばけじゃー, ベレー帽)
LABEL
P-VINE (JP)
OUT ONE DISC (JP)
OKIMI (JP)
MOROHEIYA (JP)
WEB
OORUTAICHI
OORUTAICHI myspace
OORUTAICHI soundcloud
VIDEO
Futurelina
Hamihadarigeri
Niigata Show
2013 09 28 SATURDAY
Shofukuji Temple
Open 18:00 / Start 18:30
Adv 2500JPY / Door 3000JPY / From Out Of Niigata 2000JPY / Under18 1000JPY
live:
I AM ROBOT AND PROUD
OORUTAICHI
OSAMU ANSAI
dj:
JACOB
more info: experimental rooms
まず始めに自己紹介をお願いします。
1999年からオオルタイチという名前を開始しました。奈良県出身のミュージシャンです。
基本的な事から伺いたいと思うのですが、どのようにして現在のような音楽活動をスタートされたのでしょうか?
当初は一人で即興/多重録音をしていました。そののちダンスホール・レゲエとの出会いから打ち込みに移行、このようなスタイルになりました。
音楽を制作するにあたり、どのようなアーティストや作品にインスパイアされたと思いますか?
それは数え切れないほどありますが、オオルタイチ名義での根幹にある影響された音楽はPuzzle Punksとエイフェックス・ツイン、先ほど述べたダンスホール・レゲエ全般ですね。
2011年にリリースされたアルバム『Cosmic Coco,Singing for a Blllion lmu's Hearty Pi』は、未だに鮮烈で素晴らしい作品だと思います。全く想像が付かないのですが、どのようにして楽曲は制作されているのでしょうか?
フィジカルな気持ちよさを結構意識したと思います。グルーヴや音の質感など。あとは心の無意識的なものを表出する作業。田舎に篭ったりしながら、掘り下げていきました。
振り返られてみて、この作品の制作時に何かエピソードがありましたら教えて下さい。
音の制作や限定盤で出した写真集のジャケットまで、時間が許す限りこだわりぬきました。たくさんの人に協力していただいて、結果とても良いものができましたが、自分の世界を貫き通すことの難しさを知り、果たしてそれが良いことなのかどうか…、という疑問も湧きました。その点は今も模索中です。
今までリミックスされた楽曲を集めた新作『僕の楽しい仕事』が先日リリースされましたね。おめでとうございます!他のアーティストの楽曲をリミックスするのはいかがですか?
とてもやりがいがあることだと思います。普段は出てこないようなアイデアも湧いたりします。
この作品の中ではI Am Robot And Proudの楽曲が冒頭を飾っていますね。9月から始まるジャパン・ツアーの一部で同行される予定となっていますが、IARAPについてはいかがですか?
音楽も整頓されていて、心地よいし、活動のスタンスも自分なりのペースで無理なくやっている感じがとても良いと思います。共感できるところはすごく多いような気がしています。
今回そのツアーの中で新潟にも来て下さいますね。本当に楽しみで仕方ありません!ご自身新潟でのライヴは初めてですか?また新潟にはどのような印象がありますか?
新潟でのライヴは初めてだと思います。まだ印象が残るほど滞在したことがなく、是非次回堪能したいです。
ウリチパン郡やおばけじゃーなど、今までにソロ以外での活動がありましたが、現在それらのバンド活動についてはいかがですか?
ウリチパン郡は現在休止中、おばけじゃーについてもお互い忙しいので、ほとんど活動していません。
今後の予定について教えて下さい。
ライヴは各所でありますが、オオルタイチ+ウタモというデュオでアルバムの制作に入ります。来年にはリリースしたいと思っています。
それでは最後に新潟で待ちわびているファンの皆さんに一言お願いします!
お会いできるのを楽しみにしています。そしてライヴのときはダンスお願いします!
INTERVIEW in August 2013
TEXT by Masato Hoshino