SUGAR ME
FEATURE 044

女性シンガー・ソングライター寺岡歩美によるソロ・プロジェクト、シュガー・ミー。デビュー前からCMソングでの歌唱やミシェル・ゴンドリー監督映画「ムード・インディゴ〜うたかたの日々〜」とのコラボレーション作品などでも話題を集めていましたが、遂に1stアルバム『Why White Y?』がリリース!そこにあるのは無垢なまでに透明的で可憐でいながら芯の通ったしなやかな歌声と唄心とメロディ、そしてmilkこと梅林太郎を筆頭に、小山田圭吾、イトケン、千住宗臣などの多才なゲスト・ミュージシャンと共に創り上げられた彩り豊かなサウンドによって描かれる、正に美しき極上のポップネス。そんな彼女がAu Revoir Simoneのジャパン・ツアーに帯同、そしてもうすぐ新潟にもやって来ますよ!




HOMETOWN
Tokyo, JP

LABEL
RALLYE LABEL (JP)

MEMBER
Ayumi Teraoka (YUMEOCHI)

WEB
SUGAR ME

VIDEO

As You Grow


Hallelujah




AU REVOIR SIMONE Japan Tour 2014
w/ SUGAR ME




01 13 - Tokyo - O-Nest
01 14 - Niigata - Life
01 15 - Kanazawa - Art Gummi
01 17 - Kyoto - Urbanguild
01 18 - Nagoya - Vio
01 19 - Tokyo - O-Nest

Japan Tour total info: RALLYE LABEL


Niigata Show


2014 01 14 TUESDAY

LIFE

Open 19:00 / Start 20:00

Adv 3500JPY / Door 4000JPY

live performance:
Au Revoir Simone
Sugar Me


more info: LIFE
まず最初に自己紹介をお願いします。

はじめまして、sugar meといいます。歌ったり、たまにギターを弾いたり、曲を作ったりしています。

記念すべき1stアルバム『Why White Y?』の完成、おめでとうございます!率直な今のお気持ちはいかがですか?

ありがとうございます。まずは形になってほっとしたというのが素直な感想です。これからこのアルバムを通してどんな出会いがあるのだろう、どんな人に届くのかなと期待半分、不安半分です。

どのようにして今作の楽曲は制作されていったのでしょうか?

サウンド面に関してはmilkこと梅林太郎氏の力を借りました。アルバムへの楽曲提供をはじめ、私が書いた曲に関しても弾き語りのデモの段階から色々と相談させてもらって、一緒に曲の世界を立ち上げてもらったという感じです。あとは音楽的に信用しているミュージシャンの方々と、素晴らしいエンジニアさんの力を借りて制作しました。ソロ名義ではありますが、実際は沢山の人の力によって作られたアルバムです。

今作には小山田圭吾をはじめ、イトケン、千住宗臣、梅林太郎など豪華アーティストが参加さていますが、このようなゲストとのコラボレーションはいかがでしたか?

才能豊かなミュージシャンの方々に参加していただけて、本当に光栄です! 1stアルバムということで何の実績もない私のお願いを引き受けて頂けるかという不安もありましたが、皆さん快く引き受けて下さって…。レーベルの力も大きかったと思うので、そのあたりも本当に感謝しています。今のこの環境だからこそ、実現したことだと思います。

制作においてどのようなものにインスパイアされることが多いですか?

難しい質問ですね。音楽はもちろん、映画や絵画、小説や人との会話、その日の天気、などでしょうか。気分によるものも大きいかと思います。といってもインプットしたものが直接そのままアウトプットされるわけではないので、正確には分かりませんが。今回は『ムード・インディゴ〜うたかたの日々〜』というミシェル・ゴンドリー監督の映画とコラボした曲も入っているので、それは映画を題材にして書きました。むしろこういうのはちょっと例外ですね。

今作の制作に何かエピソードがありましたら教えて下さい。

では、アートワークのお話を。ジャケットの印象的なイラストはきくちちきさんという絵本作家の方に描きおろしていただいたものです。実際にライヴにお招きして曲を聴いていただき、そのイメージで描いていただきました。この絵は本当に壁一面のサイズで、その前に立って撮影させてもらっています。実物を見たときはそのスケールの大きさとタッチの躍動感に感動しました。撮影は夏の暑い日だったのですが、背の高いちきさんご本人にも絵を支えるお手伝いをしていただきまして…。本当に恐縮でした。

リリースされるRallye Labelについてはいかがですか?

最高のレーベルだと思っています。今の活動があるのもレーベルのおかげです。

6人組バンド、ユメオチでも活動されていましたが、バンドとソロでの活動についてはいかがですか?

元々シンガーソングタイターとしてソロの活動をしていて、ひょんなご縁でバンドに誘っていただき、ヴォーカルとして活動していました。活動期間は短かったですがとにかくメンバーが面白くて、楽しかったです。当時は色々行き詰まっていたので、そういった精神的な面でもとても感謝しています。今は色々な経験をしたうえで、また原点に戻ったという感じです。

最近のお気に入りのアーティストや作品等ありましたら教えて下さい。

たくさんあってしぼりきれないのですが、今日聞いていたのはLittle Dragon、Sufjan Stevens、Antony and the Johnsons、気になっているのはSnowbirdというコクトー・ツインズのサイモン・レイモンドが新しくはじめたバンド、あとSondre LercheのアナログEPも取り置き済みです。それから音楽ではありませんが、チャールズ・ディケンズの『デイヴィッド ・コパーフィールド』を読もうと思って書店を回っているのですが、意外と置いていなくてまだ出会えていません。悲しいです。

2014年1月のAu Revoir Simoneのジャパン・ツアーに帯同されて、今回初となる新潟ライヴが決定していますね!新潟にはどのようなイメージや印象がありますか?

新潟には一度しか行ったことがないですが、とにかくごはんが美味しかったイメージです。Au Revoir Simoneのツアーでも食事は楽しみのひとつなので。あとは雪。私も北国出身なので、なんとなくシンパシーを感じます。友人にも新潟出身者が案外多くて、気が合う人も多いのかもしれません。

それでは最後に新潟のリスナーに一言お願いします!

sugar meのインタビュー、読んでいただいてありがとうございます。『Why White Y?』、もう聞いていただけましたか? どうしても音楽の中心は東京や関西になりがちですが、Rallye Labelは金沢のレーベル。自分も地方出身ということもあって、地方でのライヴも大切にしていきたいです。新潟に行く機会もこれから増えると思いますので、よろしくお願いします。まずはAu Revoir Simoneのツアーでお会いできる日を楽しみにしています!



INTERVIEW in Dec 2013
TEXT by Masato Hoshino