ICHIKO AOBA
FEATURE 059

2010年の19歳に『剃刀乙女』でアルバム・デビューを飾り、クラシック・ギターと歌の弾き語りというシンプルな構成ながらも、その独創的な感性と豊かな創造性で紡がれる言葉と透明的でいて強い意思を感じさせる歌声と特異なギターのアルペジオは、静かな調べにも関わらずとてもとても衝撃なものでした。作品を重ねるごとにその強度と柔軟性は更に増していき、坂本龍一、細野晴臣、テイラー・デュプリーなど、国内外のそうそうたるアーティストが大絶賛。そして作品やライヴではそうした様々なアーティストとも共演の場を重ねていきました。こうしたソロとしての活動の他、『9days Queen〜九日間の女王〜』への舞台出演や2014年12月には下山のマヒトゥ・ザ・ピーポーとのユニット、NUUAMM(ヌウアム)のデビュー・アルバムの発表など、様々な活動においても常にその動向が注目されています。そんな彼女が遂に!そしていよいよ!初めて新潟市の地を踏みます。新潟市内初ライヴを記念してこの度インタビューを決行しました。是非ご覧下さい!




HOMETOWN
Tokyo, JP

MEMBER
Ichiko Aoba (NUUAMM)

LABEL
SPEEDSTAR (JP)
COMMMONS (JP)

WEB
ICHIKO AOBA

VIDEO

いきのこり●ぼくら


機械仕掛乃宇宙


NUUAMM / さっぴー





experimental room #17

2015 01 24 SATURDAY

新潟県政記念館

Open 16:30 / Start 17:00

Adv 3500JPY / Door 4000JPY / From Out Of Niigata 3000JPY / Under18 FREE!

live:
JULIANNA BARWICK
ICHIKO AOBA
SATOSHI FUKUSHIMA + JUNICHI HAMAJI

dj:
JACOB


more info: experimental rooms
まず始めに自己紹介をお願いします。

青葉市子です。

10代より音楽活動を始められておりますが、音楽を演奏するきっかけは何だったのでしょうか?

音源化されていない人の曲でもいつでも聴けたらいいなと思い、自分で弾けるようになろうとコピーから始めました。

歌声とクラシック・ギターというシンプルな編成でありながら、青葉さんの楽曲には一瞬で様々な情感や情景を思い浮かばせる魔法のような表現力があり、感動すら覚えます。一体どのようにしていつも楽曲を制作されているのでしょうか?

ぱーんと風船が割れるみたいに気持ちが高ぶったときにできます。アトリエか、ツアーの移動中に作ることが多いです。

下山のマヒトゥ・ザ・ピーポーとのユニット、NUUAMMのデビュー・アルバム『NUUAMM』が12月にリリースされますね。 一見音楽的背景が異なるように見えるお二人によるこのユニットの誕生は非常に興味深いものがあります。 今作はどのようにして制作されていったのでしょうか?

2014年の春からゆっくり時間をかけて制作しました。それまで積み上げてきた経験や時間をろ過して、のこった小さなこどもと一緒にうたってもらったという感じです。誰も迎えに来ない砂場で永遠砂遊びをするように、その感性を共有できる唯一の歌うたいがマヒトでした。

今までに様々なアーティストとライヴや作品で共演をされていますが、特に印象深かったアーティストはいらっしゃいますか?

三宅純さんと舞台音楽を作っていたときはストイックに、集中して制作に取り組むことができました。場所がパリだったことも相まって、映画の中にいるようでした。

10月に新潟・上越市でライヴ演奏されましたね。振り返ってみて上越の印象はいかがでしたか?

大気中の水分が多くて歌いやすかったです。

先述の公演もそうですが、全国47都道府県を回る「アワぶくツアー . 。○ o ◯ 2014」を現在決行中ですね。47都道府県をまわろうと思ったきっかけは何だったのでしょうか?

自分の目で、肌で、日本という国を見てまわりたかったから。列車の中でたくさん詩をかけるから、という理由もあります。

最近のお気に入りのアーティストや作品がありましたら教えて下さい。

ゑでぃまぁこんさんの『カミナリデンゴン』はアトリエでもツアーへの道中でもいつも一緒です。

今回新潟市内では初となるライヴですね。こうした初めての土地での演奏についてはいかがですか?

はじめまして、楽しみます!

それでは最後に新潟のファンに一言お願いします!

寒いのであたたかくして来てください。



INTERVIEW in November 2014
TEXT by Masato Hoshino