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アース・セレブレーション2023とのコラボ企画が実現!これまでに総計150組以上となる国内外の気鋭アーティストを新潟に招聘し、多種多様なスペースで実験の場を創り続けてきた音楽イベント「Experimental Rooms」がなんと佐渡に初上陸!!

佐渡を拠点に伝統的な意匠を継承しつつ、テリー・ライリーや日野浩志郎をはじめとする現代音楽/実験音楽界隈とのコラボレーションや新作舞台『ミチカケ』ではもはやパフォーミング・アートと断言すべき立体音響作品に昇華させ、鼓童の新たなる地平を切り拓く重要メンバーとして存在感を放つ「住吉佑太」。

発せられた音をリアルタイムでコンピュータに取り込んで音響処理を行い、解析・分解・構築を試行しながら新たなる音像を描写/レイヤードし、電子音楽の未知なる可能性を探求する新潟在住の音楽家と尺八奏者からなる親子ユニット「福島麗秋+福島諭」。

これまで交る事のなかったこの佐渡と新潟の2組のアーティストが、音楽ジャンル、世代、活動領域、そして日本海を超えて特別なコラボレーション・ライヴを敢行します!会場は佐渡・小木地区に位置する多目的集会施設「あゆす会館」。ステージをフロア中央に配置して客席で取り囲み、全方向よりリアルタイムな音響体験に誘います。人・音・場所ともに一期一会となるであろう本公演を是非お見逃しなく!!

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2023年8月19日(土)

小木多目的集会施設 あゆす会館
(佐渡市小木町1949-2)MAP

定員:150名

開場15:30 / 開演16:00(終演17:00予定)

出演:
住吉佑太(鼓童)
福島麗秋+福島諭

料金:
予約3000円 / 当日3500円 / 18才以下無料!

○チケットメール予約
info@experimentalrooms.com
メールにてご予約を承ります。ご希望の方は件名を「8/19チケット予約」としてご氏名・枚数・電話番号をご連絡下さい。当日の会場入場時にご精算となります。

○アース・セレブレーション2023のいずれかのチケットご提示で当日予約なしでも3000円にてご入場頂けます!同日開催となる蓮沼執太&角銅真実がゲスト出演するハーバーライブ(18:30-20:00)もハシゴ可能です。是非お気軽にお立ち寄りください!

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Earth Celebration 2023
2023年8月18日〜20日開催
https://www.earthcelebration.jp






YUTA SUMIYOSHI (Sado, JP)


住吉佑太 | 小学2年生より和太鼓を始める。2010年研修所入所、2013年よりメンバー。舞台では主に太鼓、笛を担当。また、「結」、「巡」、「歩」など、舞台の要となる数々の楽曲を生み出す鼓童のサウンドメーカー。2018年「巡 -MEGURU-」、鼓童浅草公演『歩』(2021年)を演出。2022年「ミチカケ」では音楽監督を担当。また音源製作にも積極的に取り組み、デジタルアルバム「Alatane」、「兆」、「tommorow」、「鼓童撰集T」の製作に携わるほか、中込健太との前衛的即興打楽器ユニット「ケンタタクユウタタク」では、ライブ配信のほか、デジタルアルバム3作とカセットテープ「NAYUTA」「零音」を発表。鼓童発の実験音楽レーベル「0on(ぜろおん)」を主催。太鼓音楽のみならず実験音楽やサウンドアートにも興味を持ち、新たな音楽表現の形を模索しつづける、鼓童の舞台のこれからを創りだすキーパーソンの一人である。2021年、香川県文化芸術新人賞を受賞。


links:
YUTA SUMIYOSHI
KODO
KENTATAKU YUTATAKU
0ON (JP label)






REISHU FUKUSHIMA + SATOSHI FUKUSHIMA (Niigata, JP)


福島麗秋 | 1948年生まれ。群馬県出身。新潟大学人文学部(法)卒。教職の道を進む。1994年、新潟県教員として佐渡勤務の折、村松流尺八に出会う。1998年師範(逸遊)を取得。2000年に都山流尺八に入門し、2006年準師範(麗秋)を取得する。2007年より息子である作曲家の諭とPCと尺八の共演をスタートさせ、限りなく広がる音響の未知の世界を追い求めている。2022年には岐阜県美術館でのイベント「エレクトロニックラーガのための室内楽」において、尺八による演奏および即興を行った。

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福島諭 | 1977年新潟生まれ。作曲家。情報科学芸術大学院大学[IAMAS] 修了。現在、博士後期課程在籍。2002年よりリアルタイムなコンピュータ処理と演奏者との対話的な関係によって成立する作曲作品を発表。また、即興演奏とコンピュータによる独自のセッションを試みるバンド Mimiz(みみづ)のメンバー。濱地潤一との共同作曲による室内楽作品《変容の対象》を2009年から継続。2020年以降は、共同制作のあり方を音楽以外の表現へ拡張している。2016年G.F.G.S.レーベルよりCD「福島諭:室内楽2011-2015」をリリース。日本電子音楽協会理事(2017年度〜)。作曲を三輪眞弘に師事。主な賞歴として、2014 第十八回文化庁メディア芸術祭アート部門 優秀賞、2017 「坂本龍一|設置音楽コンテスト」佳作など。


links:
REISHU FUKUSHIMA
SATOSHI FUKUSHIMA
G.F.G.S LABEL (JP label)


Interview with SATOSHI FUKUSHIMA